
テークアウト用のピザとパスタセットを提供するバルフィオーレの田邉悠也さん=高山市初田町
新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える動きが広がる中、飲食店のテークアウト(持ち帰り)情報をまとめたウェブサイトが岐阜県内各地で立ち上がった。補助金で経営をサポートする自治体もあり、売り上げ減少に苦しむ飲食店を応援する動きが広がっている。
高山市を中心に飛騨地域の飲食店をまとめたサイトが「そしゃ(飛騨弁でそれならば)テイクアウトやぞ」。ウェブメディア「ヒダスト」を運営するデザイン事務所ゴーアヘッドワークス(同市)と飛騨信用組合(同市)が地域貢献プロジェクトとして取り組んでいる。「店内飲食が困難になっている。そしゃ、テークアウトがあるじゃないか」と今月8日にウェブサイトを開設した。掲載は無料。
6店でスタートし、一部休業になった店もあるが65店まで拡大(20日現在)。和洋中の店や、ハンバーガー、カレー、クレープなどの専門店、居酒屋、老舗料亭などが名を連ねる。
イタリア料理店のバルフィオーレ(同市初田町)では、店内飲食が大幅に減った。店長の田邉悠也さん(38)は「常連に、子を持つ母親が多いので仕方ない」とし、テークアウトで各種ピザ、パスタが一つずつ選べる「ピザとパスタセット」を提供している。
注文がたくさん入っており「『店を閉めないでね』と激励の声をもらった。お客さんに助けられて店ができることを改めて実感した」と反響を喜ぶ。県の休業要請を受け、18日以降は営業時間を短縮して店を続けている。
県内各地域でも、商工団体や若手経営者らによってテークアウト用ウェブサイトが続々と設置された。「お持ち帰りだよ!おうちに集合!in SEKI」(関市)、「ぎふおうちごはん」(美濃加茂、可児市など)、「多治見まちづくり株式会社の飲食・テイクアウト情報」(多治見市)、「ToGo TAJIMI」(多治見、土岐、瑞浪市)、「ウチ店(みせ)」(岐阜市)などで、他にもウェブサイトや開設計画がある。
一方、県内自治体による飲食店の後押しも進む。飛騨市では他自治体に先駆けて支援に着手。中小規模の飲食店がテークアウトやデリバリー(出前)を新しく始める場合、広告費や人件費を20万円まで補助する。店舗の改装を支援する既存制度では補助率を上げた。
瑞穂市は、テークアウトなどに新規参入する市内の飲食店に、7万円を補助する。対象は容器や箸など消耗品の購入費やチラシ、メニューなどの印刷費、広告宣伝費など。同様に関市は、飲食店に看板制作費など経費の80%を助成する。
加茂郡東白川村は、村内の宿泊、飲食施設の緊急支援策として、村民全員に1人5枚ずつ「おべんとう券」を配る。弁当1食当たり1枚を利用でき、350円分を村が補助する。注文を受けた施設が配達する。1枚につき100円が配達助成として上乗せされる。
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April 21, 2020 at 06:38AM
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コロナ禍、飲食店救え テークアウト広がる支援 - 岐阜新聞
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