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「新しい生活様式」飲食店の模索|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

国の緊急事態宣言は解除されましたが、飲食店の現場では「3つの密」を避けるなど、「新しい生活様式」への対応に迫られています。利用客が激減するなか、生き残りを図るためさまざまな模索が始まっています。

道東を中心に展開する焼肉などのバイキング店は先週、1か月ぶりに営業を再開しました。
感染拡大を防ぐための最大の課題は不特定多数の人が使う「トング」で、店では新しい生活様式への対応に迫られる中、食材を選ぶ際の手袋とマスクの着用を求めました。
さらにテーブルの半分ほどを使わないようにして、客どうしの距離を確保しました。
バイキングという営業スタイルがこれからも受け入れてもらえるのか手探りでの営業再開でしたが、利用客からは「正直、めんどくさいですがここまでやってくれれば安心ですよね」「至るところに手袋置いてあるのがすごいですよね」といった声が聞かれたということです。
「ウエスタン」の落合寛良社長は、「バイキングは大丈夫なんですかと言われると私の方もどう対応していいかわからない状況でしたが、それにどう応えていくかさらに改善改革していくことになると思います」と話していました。

景観と地元食材を使った料理が売りものの店では5月上旬、営業再開に合わせて座れる席数をこれまでの3分の1の14席に減らしました。
地元客が多く、歓送迎会シーズンやクリスマスでは満席になることもあり、最も多いときは7人で回していましたが、固定費を減らすため当面は夫婦2人で切り盛りすることにしています。
また、予約制にすることで提供する料理を事前に確認し、食材にムダが出ないようにしました。
「釧路倶楽部」の湯城誠店主は、「いかに効率的に営業するかが必要になってくるがまさに過渡期だと思う」と話していました。

2月下旬に道が独自の緊急事態宣言を出してから、売り上げが一時半分近く減ったラーメン店では、営業スタイルを変えることで経営悪化に歯止めをかけることができたとしています。
試作を重ねた末、3月上旬、つけ麺などのテイクアウトを始め、店内での売り上げを上回る日もあるほどの人気メニューになりました。
テイクアウトのお客さんからも「子どもも小さいので店で食べるより家で食べたほうが安心だということで利用しています」など好評だということです。
さらに、店内の感染防止対策を強化したためテイクアウトも含めた対策費は10万円ほどかかりましたが、新しい生活様式に対応する形で営業することで売り上げの減少幅は小さくなったといいます。
「麺屋武双」の森本徹店主は、「ウイルスと共存するというかそういうことを考えた店づくりをしていきたいと思う。これから先も考えることはずっと尽きないと思っている」と話していました。

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May 27, 2020 at 04:51PM
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