桐生市の商店街関係者でつくる市民団体「Sukiryu(すきりゅう)」は混雑情報配信サービス会社の「バカン」(東京)と協力し、市内飲食店などの混雑情報をリアルタイムでネット上に配信する「VACAN」を試験運用している。新型コロナウイルスの感染拡大で密集、密接など「3密」が懸念される中、密を避け、安心して市内を訪れてもらう狙いだ。こうした混雑情報を地域全体で配信する試みは全国初という。(市川勘太郎)
システムは店舗や施設に配布した専用の機械を使う。「空」「やや混雑」「満」のボタンがあり、店員が予約席数や目視で混雑状況を判断してボタンを押すと、VACANの地図上に情報が反映される。利用者は同社のウェブサイトから確認できる。東京都や神奈川県のショッピングモールなどで利用実績があるが、地域全体は初という。
七月から市内の二十一カ所で試験運用し、十月末まで続ける予定。桐生市も賛同して市立図書館や市観光情報センターなど公共施設が加わり、現在は約四十カ所で確認できる。
同社の担当者は「感染防止と経済活動の両立のためサービスがどのように役立てられるか見極めたい」としている。
すきりゅうは六月末に六人で立ち上げた。代表の高久保渉さん(36)によると、経営する飲食店「カフェラルゴ」はコロナ禍による外出自粛などで六月の売り上げは前年同月比で九割減。客足は戻りつつあるが、都内で感染確認者が増えると利用客が減少するという。
高久保さんは「市内の人にはお店を知るために使ってもらい、観光客には感染防止のための情報を得る手段として活用してほしい」と期待を込めた。
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