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コロナ苦境で2店閉店 銀座でレストラン3店経営・青池さん(富山市出身)「耐えしのぐしかない」 (北日本新聞) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京・銀座でイタリアンレストランを経営する富山市出身の青池隆明さん(43)が、7月末で3店舗のうち2店舗を閉めた。規模を縮小して再起を目指すが、都内は新規感染者が200人を超える日が続き、都は飲食店に時短営業を要請。収束が見通せない中、青池さんは「今は耐えしのぐしかない」と苦しい胸の内を明かす。 (七瀬智幸)  青池さんは富山高、早稲田大を経てリクルートに就職。憧れだった料理人、レストラン経営の道に進むため退社し、イタリアで料理修業して2010年に開業した。銀座に3店舗を構え、富山産食材を使ったメニューも提供してきた。  4月上旬に国の「緊急事態宣言」が出たため全店舗を休業し、従業員15人を自宅待機とした。営業しなくても家賃などの固定費が月に約500万円かかる。国や都からの給付金計400万円を受け取ったが、赤字は増すばかりだった。  緊急事態宣言が解除され、5月下旬に営業を再開した。この時、スタッフには「売り上げが普段の4割に戻らなければ撤退する」と告げた。解除後も人出は戻らず、昼は以前の半分、夜は1日1、2組しか入らなかった。テークアウト料理も販売したが、経営を上向かせるにはほど遠かった。

 結局、6月の売り上げは目標の4割に届かなかった。「従業員の雇用を守らなければならない」と思い続けてきたが、再び感染者が増加。収束の兆しが見えないため、2店舗の閉店と社員の解雇を決めた。  「会社と青池さんだけは生き残って」。ある社員からそう言葉を掛けられ、決断することができた。「こんなにつらかったことはない」と言う。  8月からは固定費の負担が小さい1店舗を残し、残った社員1人と共にディナーやテリーヌショコラのネット通販を軸に営業する。  今夏は東京五輪・パラリンピックが開催されるはずだった。国内外から大勢が東京を訪れることが見込まれ、青池さんは「過去最高益が出ると思っていた」。感染拡大によって状況は一変し、飲食・観光事業者はかつてない苦境に立たされている。「今後どうなるかは分からないけど、前を向いていきたい」と語った。

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August 06, 2020 at 04:46AM
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