
コロナ禍で生まれた
新たなニーズに対応してV字回復

小宮コンサルタンツ代表
新型コロナウイルスの感染拡大が始まって1年近くが経過しようとしています。この間の企業の業績は、全体的には低迷しているものの企業別に見ると明暗がはっきりしつつあります。経営の良否が表れているのです。
コロナ禍により、お客さまの消費意欲や嗜好(しこう)、生活様式が変化し、コロナ禍以前に売れていた商品・サービスが売れなくなるという現象もみられています。そうした状況の中でもV字回復を遂げた企業の特徴は、お客さまのニーズに合わせて、商品やサービス、QPS(Quality〈品質〉、Price〈価格〉、Service〈サービス、その他〉)の組み合わせを素早く変えて提供した点にありました。
一つの例を挙げましょう。当社のお客さまで、空気を入れて膨らませて使うイベント用の遊具を貸し出す会社があります。この会社では、コロナ禍でイベントが軒並み中止になったことで、従来のイベント用遊具の貸し出しの需要が消滅し、イベント関連の売り上げが激減してしまいました。しかし、経営者は提供する商品を工夫し、新しく生まれた需要に対応することができました。
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November 28, 2020 at 03:15AM
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コロナ禍で需要蒸発のイベント関連企業が試みた起死回生策とは? - ダイヤモンド・オンライン
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