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SNSで持ち帰りや出前店情報を共有 大野で取り組み開始 - 中日新聞

SNSで持ち帰りや出前ができる店を発信し合う取り組みを呼び掛けるチラシ=大野市役所で

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大野市は三十日から会員制交流サイト(SNS)を活用し、市民と飲食店が市内の料理の持ち帰りや出前の情報を共有する取り組みを呼び掛ける。

 飲食店で来客減少や予約キャンセルが相次ぎ、家庭では子どもへの食事対応などで家事の負担が増加している。そこで店舗や市民がフェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどに商品の画像や店舗名、ハッシュタグ「#大野がんばるグルメ」または「#大野がんばる出前」を付けて発信。情報を共有してもらうことで、家事負担の軽減と経営の安定を図る。

 取り組みは同日から県麺類業生活衛生同業組合大野支部の加盟店が、カツ丼の持ち帰りサービスを開始するのに合わせた。関係者は地域で助け合う「結(ゆい)」を掲げる大野市ならではの取り組みとしており、担当の市商工観光室主査の広瀬貴宣さんは「結の精神を発揮し、困難を乗り越えてほしい」と話した。

 (山内道朗)

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March 30, 2020 at 03:09AM
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