鈴木知事は13日夜、事業者への休業要請について、新規の感染者の9割を占める札幌市を含む石狩地方では継続する一方、それ以外の地域は一部解除する方針を明らかにしました。札幌市内ではこの方針に対する賛否とともに、長引く自粛に疲れを感じているといった声が聞かれました。
30代の女性は「人が集まる札幌市がある石狩地方については、念には念を入れて自粛の方向で考えるのは良いことだと思う」と理解を示した上で、「せっかくの良い季節なのに外出が自由に出来ないのはどうしてもストレスになっている」と述べて、自粛が必要とわかりながらも心身は疲れを感じていると話していました。
一方で、20代の男性は「感染拡大が終息する見通しが立たない状態が続いているので、1つの地域を残してほかは解除という対応には疑問がある」と述べ、自粛は緩めるべきではないとしながら「この状態が続くと経済は大丈夫だろうかと不安でならない」とも話し、長引く休業が北海道の経済に与える影響を心配していました。
また、70代の男性は「飲食業や宿泊業の人は観光客が激減しているから大変だと思う。店に入れる人の数を制限するなど、対策をうまくやることで営業させることができないだろうか」と述べ、感染予防と経済活動を両立する方法を見つけることはできないだろうかと話していました。
【ススキノの飲食店は】
ススキノにあるスペイン料理店「北海道×スパニッシュSPOON」は、政府の緊急事態宣言に北海道が含まれた先月以降、テイクアウト専門店として営業してきました。
知事が表明した休業要請の延長の方針について、店長の相河一馬さんは「感染拡大の終息のために引き続き協力したいが、家賃の支援などをもう少し考えてほしい」と求めました。
相河さんによりますと、先月の店の売り上げは例年のおよそ3分の1に落ち込んでいて、これまで国や道が明らかにした支援だけでは経営を支えきれないとしています。
知事が10万円を支給する方針を表明したことについても「ありがたいが足りない。家賃などの固定費が大きく、経営面での負担は大きくなっている。通販事業を新たに準備するなど、出来ることを探してやっていくしかない」と話し、休業要請が続く中、自助努力で経営を支えなければならない現状に変わりはないとしています。
【一部解除の旭川市民は】
着物の着付け教室でスタッフをしているという50代の女性は「お客さんと密に接するので、休業要請が一部解除されてもすぐに教室を全面的に再開することにはなりません。仕事が減り経済的にも大変ですが、また感染が広がる方が怖いので気を緩めずに対応したいです」と話していました。
9歳の子どもを持つ母親は「子どももなかなか外に出られずストレスを感じているようです。店などが営業を再開するようであれば、人が少ない時を見計らって訪れてみたいと思います」と話していました。
テナント向けの不動産業を営む50代の男性は「飲食店などの賃料で成り立っている仕事なので、店が再開するのはよかったと思います。すぐお客さんが街に戻って来てほしいというのが本心ですが、感染がまた広がると怖いので複雑な気持ちです」と話していました。
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May 14, 2020 at 10:10AM
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