テレビ西日本
北九州市では日中にカラオケを楽しむいわゆる「昼カラ」で、感染者の集団=クラスターが発生したとみられています。 高齢者を中心に感染が広がる中、店は警戒を強めています。 ステージに立って歌謡曲を熱唱する男性。 昼間にカラオケを楽しむことができる、いわゆる「昼カラ」の店です。 北九州市小倉南区のこの店はオープンして25年、食事をしながらカラオケを楽しめると地元の高齢者を中心に親しまれています。 ◆男性客 「これが健康に一番いい。認知症予防のために新曲だけ追いかけている」 ◆女性客 「92歳」 Q.元気の秘訣は? 「カラオケ。毎日来る」 そんな中、8月に入って北九州市の会見で明らかになったのは…。 ◆北九州市会見 「戸畑区・80代・無職・昼カラオケ関連」 「若松区・90代・男性・昼カラオケ関連」 北九州市の昼カラの店で発生しているとみられる、感染者の集団=クラスター。 関係する店は市内に3つあり、11日までに計23人の感染が確認されています。 ◆「からおけの家ながの」宮内稔マスター 「怖いなと、正直言って怖いなと。人の噂的に色んなものが入ってくるんですよね。それが一番怖いです」 店を経営する宮内稔さん。 新型コロナの感染拡大で店を一時休業していましたが、6月からはさまざまな感染防止策を取って営業を再開しました。 その1つがこのマイクカバー。 利用客1人1人に配り、歌うときにはマイクに取り付けてもらいます。 また、ステージの前には透明なシールドを置いて飛沫を防ぎます。 さらに、1時間に1回、玄関の扉を開けて換気をし、客同士が向かい合わないように入店できる人数を半分ほどに制限しています。 Q.感染対策についてどう思うか ◆客 「(ビニールシートで)遮断しているのと、マスターが一人が歌い終わったら綺麗に機械を拭いているので気持ちよくなれます」 ◆「からおけの家ながの」宮内稔マスター 「特に高齢者の方が中心の店なので、持病を持たれている方も多いので、なかなか大変です」 対策を取ってはいますが、気になるのはどうしても使い回しになるカラオケのマイクです。 ◆記者 「マイクの製造などを行うこちらの会社では、マイクを通じての感染を防ぐために、ある商品の販売に乗り出しました」 若松区の会社が開発した「マイクステアライザー」です。 箱形の装置の下にマイクを取り付けて使います。 ◆サウンドピュア 坂井英之社長 「基本的にマイクの殺菌消毒をするような機械になりますが、中にUVC管という蛍光管が入っています。いわゆる紫外線が色々な菌を殺菌していく」 新型コロナへの効果はまだ立証されていませんが、紫外線の効果でマイクを清潔に保つことができるといいます。 これまでに全国で1000セットが売れ、今後は市内のカラオケ店などにも販売を進めていく方針です。 ◆サウンドピュア 坂井英之社長 「コロナウイルスの拡大によってイベントの中止、カラオケ、ライブハウス。色んな所でクラスターが起きて。なんとか早くみんなが戻ってこられるように、また楽しめるようなそういう環境を作りたい」 新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない中、宮内さんの店は客足が遠のき、売り上げは3分の1ほどに落ち込んでいます。 宮内さんは、さらなる感染拡大で再び休業要請が出る事態は避けたいと考えています。 ◆「からおけの家ながの」宮内稔マスター 「休業したらその後、またお客さんが戻ってきてくれるかどうかが一番心配ですから、休業はしたくないです。そのために頑張ります」
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August 13, 2020 at 02:53PM
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